Ⅰの部

正式名称は「新規上場申請のための有価証券報告書(Ⅰの部)」ですが、一般的には「Ⅰの部」と言われます。

Ⅰの部は、金融商品取引法に基づく開示書類に準じて(=ほぼ有価証券報告書と同様)、企業情報、提出会社の保証会社等の情報、特別情報、株式公開情報から構成されています。Ⅰの部はすべての取引所に共通して提出を求められるものであり、上場審査においてもっとも重要な申請書類の一つとして位置づけられています。

また、Ⅰの部の記載内容は「有価証券届出書」や「有価証券報告書」に引き継がれるため、ここで記載される内容に関してはその後の継続開示も意識して作成する必要があります。