IPO(株式上場)

IPOとは、Initial Public Offeringの頭文字を取った略語で、株式を新たに証券取引所に上場させることをいいます。上場させることで、誰でも自由に株式を売買できるようになります。

IPOをする「会社」のメリットは、一般的に①資金調達力の拡大、②信用力の向上、③知名度の向上、④優秀な人材の確保、⑤社内管理体制の充実、⑥自己資本の充実による財務体質強化と言われます。また、経営者やVCを始めとする非上場会社であったときの「株主」のメリットは、IPO後は市場価格がつくため、適正価格で自由に売買できるようになります。(特に創業者であれば、低い価格で多くの株式を保有しているためその売却益の大きさから創業者利益や上場ゴールと言われることもあります。)

一方、デメリットは、市場に株式が流通するため株主が増加することから、社会的責任の増加や経営の透明化が求められるます。また、重要な事項について株主総会決議が求められる場合もあり、意思決定のスピードや自由度は下がります。また、株主保護の観点から社内の管理体制やインサイダー取引についても常に高いコンプライアンスが求められます。また、IPOに当たっては、その準備段階、IPO時、IPO後も多くの費用が掛かります。

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