Cash management
資金繰り管理(資金繰り表作成、モニタリング)
業務概要
資金繰り表の作成の目的は、資金ショートを起こさないことを含めて適正な資金バランスを保つために、資金収支を調整または支払能力を維持することです。もちろん資金繰り表を作成したからといって、資金ショートを完全に回避できるわけではありませんが、資金不足が生じる時期が予測できるため資金調達に時間的余裕ができ、結果的に資金ショートの可能性を低下させることができます。また、将来の資金需要を予測せず、または誤った予測をしてしまうと、突然資金ショートに陥ることが起こりえるため、精度の高い資金繰り表は会社経営にとっては必要不可欠なものといえます。
資金繰り表は、将来の予測(計画)を立てるだけでなく、実績と比較分析を行い、差異が生じた場合にその原因を特定すれば、今後の資金繰り表の精度を高めることができます。また精度の高い資金繰り表があれば、収支改善や適正な資金バランス実現のための施策を策定することが可能となります。
具体的な作業の流れ(一例)
資金繰り表は、上場企業で開示されるキャッシュ・フロー計算書と異なり、作成基準やルールがありません。そのため、響きパートナーズでは、貴社の実態に即した資金繰り表の作成、モニタリングを支援いたします。
また必要に応じて、資金収支改善のためのプランニングの支援やアクションプランを提案いたします。資金繰り表の作成、モニタリング、モニタリングを受けての改善の作業を数ヶ月~必要な期間実施し、資金収支の改善を図るとともに資金繰り表作成のノウハウを貴社へ定着させ、貴社メンバーで同様の作業を行えるよう引継ぎいたします。