Budget control

予算統制、予実管理体制の構築

業務概要

上場企業には、計画的かつ組織的な経営が求められます。そのため、IPO審査においては、予算統制という考え方のもとに年度予算の策定を行い、その策定された予算と実績の差を適時に把握・分析する体制が整備されているかが問われます。

具体的には、

  • 予算管理規程に基づく手続きやスケジュールに従い、適正に年度予算の策定、決議が行われていること
  • 市場環境およびビジネスリスク、今後の見通しなどを客観的にふまえて合理的な計画策定が行われていること
  • 月次で予算と実績を比較し、差異がある場合にはその原因を分析して説明できること
  • 予実差異解消のための改善策を検討し、すみやかに実施していること

などが必要です。

なお、予算を保守的に策定して、上振れする分には問題ないと思われがちですが、それでは予算の精度が疑われますので、外部環境や過去の実績等を分析したうえで適正な予算を策定する必要があります。

響きパートナーズでは、貴社の現状やKPIを踏まえて、予算の策定から予実分析に至るまでの各プロセスの管理体制の構築や、予算策定および予実分析の実務をサポートいたします。

具体的な作業の流れ(一例)

以下のような流れで、予算管理体制構築を支援いたします。

  1. P/L、B/S、C/F構造の把握
  2. 予算管理組織、予算策定フローの確立と明文化(予算管理規程)
  3. 予算等策定ツールの構想・下準備
  4. 関係者へのヒアリングによる必要情報の収集
  5. 予算等策定ツールの作成
  6. 予算案の策定(提案)
  7. 予実分析ツールや経営への報告用レポートの作成

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